妊娠高血圧症候群での出産体験談


1人目の妊婦生活は順調そのもので、トラブルも全くなくお産も安産でした。

2人目もきっと同じような妊娠生活・出産になるだろう…と楽観的に考えていた私でしたが、2人目は妊娠後期にトラブルが続き、結果的に妊娠高血圧症候群になってしまいました。

 

そのときの体験談をご紹介します。

 

1.妊娠高血圧症候群とは

 

妊娠20週〜分娩12週の期間に、高血圧または高血圧と蛋白尿が出る場合、妊娠高血圧症候群と診断されます。

 

昔は妊娠中毒症と言われていて、母子ともに危険度の高い状態で、管理入院するケースも多いです。

 

治すためには「出産すること」が一番で、促進剤を使って計画分娩することもあります。

 

赤ちゃんに栄養が届きにくくなり、胎児が小さめであることも特徴です。ひどい場合は栄養不足で赤ちゃんの脳に影響が出ることもあります。

 

 

2.妊娠後期に妊娠高血圧症候群の診断

 

私は、2人目は助産院でのお産を希望していました。

助産院は医療体制が整っていないので「妊娠中にトラブルがない場合」のみお産が可能で、少しでもトラブルがあれば提携先の病院でのお産となります。

 

妊娠後期までは特に問題もなく順調に来ていたのですが、ある時助産院での健診で「血圧が少し高いねー」と言われてしまいました。

「念のため、毎日家で血圧を測ってね」と言われて、その日から毎日朝晩2回自宅で血圧を測定していました。

最初は「昨日甘いもの食べちゃったからかな?」とか「たまたま血圧上がっただけやろな」と楽観的に考えていた私でしたが、自宅で測定しても毎日一向に下がる気配のない血圧。

「このラインを超えたら病院に電話して!」と言われるギリギリのラインだったので、「あ、これはやばいかもしれない」とこの時初めて危機感を感じました。

 

それからネットで妊娠高血圧症候群について調べると、どうやら管理入院が必要なケースも多いらしく、上の子がまだ2歳で絶賛ママっ子だったので「入院だけは避けなければ!」ととにかく焦りました。

 

そんな中で迎えた健診日。

この日は助産院ではなく提携先の病院での健診でしたが、やはり「妊娠高血圧症候群の疑いがあります」と言われてしまいました。

そして、念願の助産院での出産は諦めなければならなくなりました。

 

また、胎児がかなり小さめであることも発覚し、ここに来てトラブルだらけになってしまいました。

この時はいろんな感情が押し寄せて来て、自宅でたくさん泣きました。

 

3.出産までの流れ

 

結局、赤ちゃんは推定体重が2000gを超えたくらいで臨月を迎えました。

なんとか入院せずにすみましたが、毎日の血圧測定ではかなり高い数値が計測されていて、食事制限をしたり安静にしたりと色々とストレスの溜まる時期でした。

 

臨月を超えたので、「もし今出産となっても大丈夫だと思います」と言われていて、赤ちゃんは小さいけれどお産の覚悟はしていました。

血圧があと少しでも上がれば、帝王切開や促進剤を使って出産してしまう可能性もあると言われていました。

 

そんな中で、38週を迎え、いつも通り血圧を測定するとかなり高い。何度測定しても高い。

これは病院に電話しないといけないのですが、「明日の朝も高かったら電話しよう」と思いその日は寝ることにしました。

 

しかし、その夜中、定期的な痛みが…

前駆陣痛?陣痛?と思い間隔を測ると10分くらい。でも、痛みは大したことありません。

 

前駆陣痛なら寝たら治るかなと思いましたが、結局朝まで地味な痛みは続き、朝5時に病院に電話をしてそのまま入院することとなりました。

 

いざ、病院に着くと痛みが治まってしまったのですが(笑)血圧が高いのでそのまま入院して、数日以内には出産ということになりました。

 

結局、その日は一日陣痛がなく、病室でのんびり過ごしただけ。

上の子の育児も家事もしないでのんびりできたので「最後の休日かな」と満喫していました。

 

そして、その夜中、またしても陣痛が!

間隔も7分くらいになって来て、結構痛くなって、「これは前駆陣痛じゃなくて本陣痛だ!」と確信。

夜中2時に主人と娘も病院に駆けつけてくれました。

 

・・・が、ここからすぐには生まれず、結局朝9時ごろに促進剤を使うことになりました。

 

この時、お医者さんからは「血圧が高すぎて、妊娠高血圧症候群の重度になっています」と言われ、血圧を下げる点滴をしながら5分間隔でずっと血圧を測定していました。

少しでも血圧が上がらないように、主人と娘は別室に行ってもらい、部屋を真っ暗にして無音状態にして、刺激をなるべく減らして陣痛に耐えました。

 

途中、薬の影響か頭痛がして来たので促進剤の量を減らしたりもしましたが、結局頭痛はお産の最後までありました。

そして、頭痛と同時に手足が痺れてしまい、満身創痍での出産となりました。

 

4.結果は安産でした!

 

そんな大変な出産となりましたが、促進剤を打ってから5時間で無事赤ちゃんが生まれました!

 

赤ちゃんは2270gと未熟児ではありましたが、体温等問題がなく保育器に入らなくても大丈夫で一安心。

産後、見事に血圧は下がりました。

 

大きなトラブルがなかったのは良かったですが、やっぱり高血圧での出産はとてもきつくて、高血圧の怖さをすごく感じました。

 

一度妊娠高血圧症候群になると、次からの妊娠でもリスクが高いようなので、もし3人目を出産することがあれば気をつけたいと思います。

と言っても予防法などあまりないのが残念なのですが。

 

私と同じように高血圧だったり赤ちゃんが小さめで心配されている妊婦さんの参考になれば嬉しいです。

 

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